子どもがバイリンガルというと、ご両親が英語堪能なイメージがありますよね。
親が英語を話せなくても、本当に子どもが話せるようになるの？
我が家は、夫婦ともに純ジャパニーズ。
ハーフでも帰国子女でもなく、
学生時代にそれなりに英語学習はしたものの、夫婦ともに大変苦労した思い出があります。
今でも英語が得意なんて、口が裂けても言えません。。。
そんな我が家に育った娘は、おうち英語を学び、まさかの小５で英検２級取得！
という訳で、この記事では、我が家で取り組んできたことをベースに
おうち英語の始め方・やるべき２つのステップについて紹介したいと思います。
おうち英語って何？
おうち英語とは何なのか、初心者にも分かるように教えて！
おうち英語とは
英会話教室、インターナショナルスクール、留学などではなく、
日々の生活の中に英語環境を取り入れることで、
お家で英語を身につけることを指します。
始める時期、やり方など、それぞれの家庭に合った形で進めればOK！
正解、間違いがあるわけではないので、
お子様の様子を見ながら、親御さんともにストレスなく、英語を楽しんで取り組めば良いのです。
とは言っても一体何から始めればよいのかしら
やるべきステップはただ２つだけ！
大まかに分けると、やるべきステップはたったの２つ！
- 大量の英語のインプット
- インプットした英語をアウトプット
英語では、言語は親からのギフト、という言葉があるそうです。
母国語について考えてみると、赤ちゃんは生まれた瞬間から言葉のシャワーを浴びて育ちます。
泣けば、「おなかがすいたかな。眠たいかな。」
笑えば、「楽しいね。ボール好きなんだね。」
立って歩けば、「あんよができるようになったね！ここまでおいでー」
と、語りかけにより、モノ・動作・気持ち一つ一つに言葉があることを知ります。
この工程が、まさに言葉のインプット。
こうして大量に言葉のインプットを受けた赤ちゃんは、
１歳を過ぎることには、言葉を発し始めますよね。
最初は、「ママ」「あっち」「もっと」という一語だったのが、
次第に２語文で、
「もっとちょーだい」「ママ、抱っこして」など
言葉のアウトプットにより、
自分の意志を伝えることができるようになっていくのです。
母語については、このように日々の暮らしの中で、インプットとアウトプットの継続により
自然と言葉を習得することができるのです。
これを英語でも行い、
なるべくたくさんの英語のシャワーを浴びる環境を作ることがポイントになります。
では、具体的に何をすればよいか、紹介したいと思います！
おうち英語 具体的に何をすればよいの？
我が家で取り組んだことは５つ！
高額な教材を使ったり、英会話スクールに通ったりはせず、どなたでも始められることばかりだと思います。
1．読み聞かせ → 音読へ移行
絵本の読み聞かせは、語彙力や読解力をつけるのに効果的です。
最初は字が読めなくても、読み聞かせを繰り返すことで、
絵本に書かれている言葉の表現を学ぶことができるのです。
単語を理解できると、今度は自分の言葉として、使うことができるので、語彙力UPにとても重要！
- 本選びの基準は、子どものレベルにあったものがおすすめ
- まずは、易しい本から始めて、徐々にレベルを上げていく
- 同じ本を何度も繰り返してOK！
- 子どもが読めるようになってきたら、少しずつ音読も取り入れる
２．かけ流し
かけ流しとは、英語の音源をBGMとして、流し続けることです。
音量は耳に入るくらいで、小さくてOK！
子どもが気に入れば、音を上げてもよいですが、さりげなく流すだけでも十分。
音源は、Youtubeでも、CDでも何でもよいですが、こんなものがおすすめです！
- 自然な会話が含まれているアニメ
- 子どもが楽しめる歌
- 絵本などで子どもが内容を知っているストーリーの読み聞かせ
今日からでもスタートできますよ！
- 時間はいつでもOK
- 音源選びの基準は、子どものレベルにあったものがおすすめ
- 歌だけでなく、自然な会話が含まれているものも取り入れる
３．語りかけ
語りかけとは、親が生活の中で英語で話しかけることです。
親の英語が自然ではない我が家では、語りかけを積極的に取り入れるか、少し悩む部分はありましたが、
簡単なフレーズで語りかけを取り入れてみました。
正しい発音で語りかけすることが難しかったので、
耳を育てるためではなく、あくまで
『英語を話す・聞く機会を増やすこと』
を目的としました。
実際に語りかけを続けたところ、目的意外の部分でも効果があったので、よかった点を紹介します！
- どんな場面で、どんな言葉を使うかを学ぶことができた
- CDや動画の音ではなく、子ども本人に向けて、英語が話される機会を増やすことができた
- 子どもも英語を口にする機会が増えた
- 文法を教えていなくても、文の構成が自然と理解できてきた
以上の点から、我が家では語りかけの効果はあったと実感していますが、
英語を語りかけることが心地よくない場合には、かけ流し・動画視聴・オンライン英会話等でカバーすればOK。
- 語りかけは、まずは簡単なフレーズから (例えば、”Wash your hand.” ”Can you take ～？”など)
- ネイティブでなくても、英語を使う頻度を増やしたいという目的であれば、積極的に取り入れる
- 絵本で学んだフレーズ等を活用すると定着につながりやすい
４．英語アウトプット
英語のインプットが進んできた段階から、アウトプットできる機会を増やすことです。
おうち英語とは言っても、親がネイティブでない場合には、
英語を話す機会を作る必要が出てきます。
英語アウトプットの目的は、
『Listnening ＆ Speaking力を上げる』
『英語でコミュニケーションが取れることを実感する』→モチベーションUPにつながる！
我が家では、長期休暇の際等を利用して、Native Campや、Outschoolなど、複数活用してきました。
自宅からzoom等でつなげるオンライン英会話も多数あるので、まずは体験してお子様にあったところで進めてみましょう。
- Listnening＆Speaking力の定着に必要
- インプットが十分進んでから、取り組めばOK！
まとめ
この記事では、おうち英語の概要と、具体的な取り組みとして、
やるべき２つのステップについて紹介してきました。
かけ流し、語りかけなど、コストも掛からず、いつでもスタートできます。
おうち英語に興味のある方は、早速やるべき２つのステップを取り入れみてはいかがでしょうか。
できることからまずは始めてみましょう♪
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